辞職勧告決議の可決されました
令和8年6月19日の豊橋市議会定例会において、長坂尚登市長に対する辞職勧告決議案が、賛成多数で可決されました。
採決では、議員総数36人のうち、出席34人、欠席2人。
賛成22人、反対7人、退席4人という結果でした。
辞職勧告決議には、法的な拘束力はありません。
しかし、市議会として市長に対し「辞職を求める」という意思を示したものであり、政治的には極めて重い意味を持つものです。

今回の決議案では、長坂市長の市政運営について、議会軽視、法定ビラをめぐる問題、行政組織におけるガバナンスの混乱、重大政策における意思決定と責任のあり方などが指摘されています。
特に、新アリーナ事業については、市長の判断による一時中止の影響により、事業費が当初見込みから約40億円増額されたことについて、その責任は極めて重大であるとされています。
この点については、単に賛成・反対という立場の違いだけで片づけられるものではありません。
一度、議会で議決され、事業者との契約も進んでいた大型事業を止めたことにより、市民負担が増えた可能性がある以上、市長には丁寧な説明と、責任の取り方が求められます。

報道によると、長坂市長は取材に対して、辞職勧告の議決については、質疑や討論も含めて「重いものと認識している」と述べた一方で、住民投票の結果と自身の進退については関係ないと過去に答弁しており、その考えは変わっていないという趣旨のコメントをされています。
しかし、私が感じるのは、その答弁をした時期から、すでに月日が流れているということです。
今回の辞職勧告決議で指摘された理由に対して、市民に納得できる説明がなされているのか。
新アリーナ事業の一時中止によって生じた負担について、どのように責任を受け止めているのか。
私は、予算委員会での質疑において明確な回答がなかったため提出されたと考えています。
もちろん、市長には市長を支えてきた方々がいます。
選挙で応援された方、政策に期待された方、市政の変化を望んだ方も多くいると思います。
だからこそ、もし私が同じ立場であれば、まず支援者の皆様としっかり相談します。
そして、市民全体にとって何が最も豊橋市の発展につながるのかを、真剣に考えます。
問われているのは、これからの豊橋市政をどう立て直すのかということです。
市政への信頼を回復し、豊橋市の発展につながる判断をされることを期待します。